株式会社ヨコタテック
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H 耐震設計基準では、固結していない礫・砂・シルトについて液状化の検討を行う
  ことになっています。

G 土の粒子が互いにくっついているシルト、粘土及び洪積層よりも古い地層を液状化
  させるためには、さらに大きな残留間隙水圧の蓄積が必要になります。
F 粒子同士のかみ合わせで土の骨格ができている沖積砂及び礫層の場合は、
  残留間隙水圧が土粒子の密度よりも大きくなった場合に液状化します。

E これが液状化現象です。

D 累積した残留間隙水圧が、土塊の骨格を破壊するまでに大きくなると、土と水とが
  混じった泥水状になります。
C このため消散しきれなかった間隙水圧(残留間隙水圧)が土塊の中に貯まって
  いきます。
B 地震動のような繰り返し荷重が加わった場合は、間隙水圧が消散してしまわない
  うちに次の荷重が加わります。
A 透水性が高い土に静的な荷重が加わった場合は、間隙水圧が急速に消散します。
@ 飽和した土塊に圧力が加わると、間隙水圧が急激に上昇します。
液状化現象はどうして起きるか

a セン断応力比 b セン断ひずみ c 過剰間隙水圧比

繰り返し非排水セン断試験結果の例
(繰り返し載荷を受けることにより、セン断ヒズミ・
過剰間隙水圧ともに増大する)

c

b

a

水 

土粒子 

地表面

(c) 地震後

(b) 地震時 

(a) 地震前

液状化発生のメカニズム