概要
孔径検層(キャリパー検層)は、ボーリング孔の孔径変化を深度方向に連続的かつ直接的に測定する方法である。
孔径を把握することは、ボーリング孔を利用した他の検層など原位置試験の測定データの信頼性について検討する際に重要である。また、崩壊性地層など地層状況の直接把握を目的として行うこともある。

調査方法
測定装置は、ボーリング孔内に降下させて感知するプローブと、ケーブルを通して孔径の信号を入力して記録する地上装置とによって構成される。プローブはアームと呼ばれる受感部が孔壁に接触することによって機械的に孔径を感知し、これを電気信号に変換して地上へ伝送する。地上装置はプローブからの電気信号を孔径に再変換し深度と対応させて記録する。

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【計測器挿入】
【測定状況】
【データ収録器】
【プローブ・アーム】
【測定概念図】