概要
密度検層は、放射線物質(ラジオアイソトープ)からでるγ(ガンマー)線を地盤の中に放射させ、その散乱量を計量することで、地盤の密度を測定するものである。
調査方法
密度検層の測定にあたっては、はじめに密度検層用プローブの中に線源を入れて測定機器の調整・準備を行った後、それを孔底に降ろす。プローブが孔底まで降りたならば、本体を孔壁に押しつけるためのアームのストッパーを解除して、プロープを孔壁に押しつける。プロープを吊り下げているケーブルは、約1〜2m/分の移動速度で巻き上げる。
測定データ(カウント数)と測定深度は、シーブに内蔵されたエンコーダーの回転数をカウントすることで確認され、全て同期した信号として送られる。